牧野ひだまり足つぼ整体院 向 利憲(むかい としのり)と申します。
先週はアルツハイマー型認知症(経過・治療法)について書かせていただきました。
今週はアルツハイマー型認知症の患者様の対応のコツについて書かせてもらいます。
アルツハイマー型認知症の患者の対応のコツ
アルツハイマー型認知症は、記憶障害や見当識障害など独特な症状が多くみられ、患者さんの対応にはテクニックが必要となります。
以下、アルツハイマー患者と過ごす上でこうした方が良いと言われているテクニックを紹介します。
正解しやすい環境を整えてあげる
時計などは、アナログよりも見やすいデジタルに変えてあげるなど、アルツハイマー型認知症患者と過ごす上では生活しやすい環境を整えてあげることが重要である。
ただし、快適な生活環境かかどうかは本人に確認してもらうのことが重要である。
わかりにくいこと・わかりやすいことは人によって異なるので、本人とコミュニケーションを取りながら扱いやすいものを揃えてあげると良いでしょう。
例えば、火をつけっぱなしにすることが多い患者さんなら見守りを増やし「火が付いてるね」とさりげなく声をかけてあげたりIH・過熱防止コンロに買い換えるのが良いでしょう。
家の中をウロウロしているときには、トイレに誘導してあげると良いでしょう。
話題を繰り返しても聞いてあげる
アルツハイマー型認知症の人の場合、同じことを何度も繰り返し聞いたり話したりしてしまうことが増えていきますが話題を繰り返しても何も言わずに聞いてあげることが大切です。
同じ話題の繰り返しになってしまうと「それさっきと同じこと言ってるよ?」だ度と対応してしまいことが多いですが、本人は言ったことを忘れてしまい、同じ話が繰り返される場合も「さっきと同じこと言ってるよ?」と言われると本人は嫌なことを言われたと不機嫌になったり、怒られたと勘違いしてしまいます。
こういう場合、不快や怒られたという感覚だけが残りやすく認知症初期のうつ傾向に繋がり、もっと身体に悪影響になりかねません。介護者は何回も同じ和裁に指摘せず出来るだけ聞いてあげることが大切です。
ただしずっと付き合うことは介護者の負担になる場合があるので、そのような時は、興味がある違う話に変えるなどして工夫していきましょう。
メモ帳などの利用する
約束など大事な予定がある場合は、本人がわかりやすい大きく書いて張り出したり、カレンダーを使って、管理・確認ができるようにしたりするなど、メモ帳をりようするのもいいでしょう。
家にあるのに忘れてしまって同じ物を買ってしまう場合も、冷蔵庫のドア・ホワイトボードなど、本人がよく見る場所に買い物リストや買い物メモを貼ったり買い物の際にメモを取って持たせましょう。
ただ物と名前が一致しなくなっていればメモの効果の意味がないので買い物に付いていくまたは訪問介護の人にお願いするなどしましょう。
今週のアルツハイマー型認知症患者の対応のテクニックは
かなり長いのでここで切らせていただきます。
来週はその続きから書かせていただきます。
また来週お楽しみにして下さい。
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