あなたの周りに認知症で困っている方いませんか?4-2 脳血管性認知症 3-4

牧野ひだまり足つぼ整体院 院長 向 利憲(むかい としのり)と申します。

先週は脳血管性認知症の症状についての最後の章でした。
今週は脳血管性認知症の中期以降の症状と診断方法について書かせていただきます。

中期以降の症状

血管性認知症は脳血管障害の再発によって症状が悪くなるのは特徴的です。

脳血管障害の再発防止をするために高血圧・糖尿病・脂質代謝異常・心疾患などの治療や生活習慣を改めることが非常に重要になってきます。心身のリハビリを行い麻痺の症状を改善させるというのも生活の質を上げ、認知症の進行を食い止めるためのポイントである。

ただし、高齢期の脳血管障害においては自覚症状のないまま高速が増加することも多くなっています。その結果、アルツハイマー型認知症と同じように心身の機能が少しずつ低下する経過になってしまうケースも少なくない。

脳血管性認知症の診断方法

脳血管性認知症はアルツハイマー型認知症との区別が難しいと言われています。一般的には脳血管障害を発症した後、脳のCTやMRIを行うことで障害部位を判明していきます。

頭部CTやMRIを行うことで大小さまざまな梗塞を見つかることがあります。その場合、とくに認知機能に重要な役割を持つ前頭葉・側頭葉・後頭葉・海馬などに梗塞が見つかることが多いです。そして、その部位の機能障害による認知症状が見たれた場合脳血管性認知症と診断されます。

また、脳梗塞まではいかなくても脳血管が狭くなることにより脳への血流が低下し、それにより認知症が引き起こされているケースもあります。この場合、脳の血管を調べる
MR angiography(アンギオグラフィー)や脳血管造影、脳の血流を調べる脳血流シンチグラフィーで診断を行うケースもあります。

脳血管性認知症は治る?

脳血管性認知症が完全に治ることはありません。脳血管性認知症は、脳血管性認知症は、脳血管障害により細胞が死滅することで引き起こされます。そして、一度死んでしまった細胞は二度と治ることはないのです。

脳血管性認知症でみられる記憶障害やその他の認知機能障害を改善させる確実な方法は現在まだ発見されておらず、脳血管障害の再発予防に認知症の症状への対症療法により進行速度を遅らせることが治療の中心となっています。

脳細胞が損失した箇所の隣接箇所が、その死んでしまった細胞の代わりの機能を果たすことで能力を取り戻す可能性があるとされています。

今週は脳血管性認知症の中期以降の症状と診断方法について書かせていただきました。
来週は脳血管性認知症の治療について書かせていただきます。

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